90年代をどのように考え直すか。
変わらなければ生き残れない。
この年代を生きたひとはこのような風潮に陥った。変わったか、変わらなかったかはいまの結果の生き方を見れば大抵わかる。
バブル崩壊直前にベルリンの壁の崩壊、それに続くバブル崩壊後にソビエト連邦の解体。サダムフセインのクエート侵攻そしてイラク戦争。更に自衛隊の参加の是非。日本では不良債権問題からの経営破綻、北海道拓殖銀行、山一証券、日本長期信用銀行、日本債券信用銀行。「リストラ」が流行語となりそれ以降非正規雇用は常態化した。ITバブルとその崩壊。そして阪神淡路大震災とオウム真理教による地下鉄サリン事件。鄧小平による驚異的な経済成長。
このような時代背景から何も変わらず平々凡々とサラリーマンとして会社組織の一員として暮らしたり、自己改革を怠った生き方をしては駄目だったと再考すべきだ。すなわち、常に精一杯、もがくことが大事だ。子供にもそのような姿勢を見せなければ、日本は生き残れない。