経営から見た給料

２つ。「利益分配計算方式」と「必要経費計算方式」。

「利益分配計算方式」は会社の利益立などを先に決め分配する方式。「必要経費計算方式」はその社員が必要とする生活費から導き出した計算。

世界中、少なくても日本のの多くの企業は労働力再生産方式＝必要経費計算方式となっている。

なので労働力の安い東南アジアに工場を移転した会社が多い。「利益分配計算方式」にしにくい理由はその会社の商品寿命がグローバル化と早い速度で技術革新が進んで行く現場で「リスク」が見積もられ、内部留保に回すことが多くなっているため。「商品寿命」どころか「産業寿命」すら先が見えてない。

経営は新たな市場、新たな製品の開発のための検討を真剣に考えなければならない。「投資」、研究開発費、設備投資費に使われていない企業は廃れる。

高度成長期のような「利益配分方式」に戻れない。労使という枠を超えて考えなければならない。