給料

「労働力の価値」と「労働力の使用価値」の総和で給料は構成される。

「労働力の価値」はものを作るのにかかる費用を指す。労働力再生産方式とも言う。同じものを作るのに掛かる費用を指す。日本よりも東南アジアのほうが安い。毎日に必要とする衣食住の費用が安いから、当然生産拠点は東南アジアに移る。「労働力の使用価値」は利益をだすこと。乗り物の使用価値は安全で快適に目的地に辿り着けること。さらには独占的な空間を保てること。これらから近距離は電車よりクルマを好むことになる。「企業にとっての使用価値」は「いかに利益を出すか」に尽きる。

だから給料は「労働力の価値」と「労働力の使用価値」の総和になる。